わだつみ

• 04/20/04:04

ある晴れた日のこと
それはバイトを探していた日の出来事。

今日も暑い
昼過ぎに家を出る
目的地まで約20分バイクを走らせる

1件目バイトの交渉
…アウト

2件目
……2アウト

このままでは3アウトチェンジである

3件目
………ゲームセット

「何でダメなんだよ」
と愚痴をこぼす。
しかし愚痴をこぼす一方でその理由を知っていた。
そう、こんな中途半端な時期に日中かつ短期のバイトなどそう無いのだ。

疲れたので店の外にあるベンチに座った。
クソ暑いが我慢した。

15分ぐらい経っただろうか
一つ奥に座っていたオバサンが立ち上がりこっちに向かってきた。
そして俺の目の前に立ち止まり、こう言った。

「家でゆっくり読んでみてください」

何かの冊子を手渡された。

その冊子がこれだ











人生の目的って何ですか
どうすれば見いだせますか

この歳でそんなことわかんねえよ！

って変な宗教勧誘かよっ！
つか俺ってそんなにヤヴァい風に見られたのかorz
言っておくが私は就活に苦しんでいるフリーターではない！

…まてよ、これはもしや何かのフラグ！？
と思いきや、当然そのオバサンの隣には可愛い女の子もいるはずがなかった…

その日は虚しさと共に家路についたのであった。

• 08/27/22:10
• つぶやき
• コメント：0
• トラックバック: